北米で最も一般的に使用されているねじ規格は、統一ねじ規格（UTS）である。UTSねじは、呼び径とねじ山数で指定されます。例えば、1/4-20は直径1/4インチ、ねじ山数20山/インチのねじです。直径が¼インチ未満のねじは、0-16の整数で指定されます。直径が0未満のねじは、00、000、0000という数字で表されます。例として、眼鏡に使用されるネジは通常00-72です。

UTSは、各ねじ径に対して複数のねじ山に対応しています。より低い、またはより粗いねじ番手は、ユニファイド・コース・スレッド（UNC）として指定されます。より細かいピッチのねじは、ユニファイド・ファイン・スレッド（UNF）と表記されます（表1）。

表1：UTSねじ規格のねじの寸法。(表出典：Art Pini）

表1を参照すると、各ネジ径には2種類のネジ山数があり、#10のネジ山数は24または32山/インチである。

ゲージ番号の整数を使ったねじの絶対直径は、ゲージ番号に0.013を掛け、その積を0.060インチに足すことで計算できる。したがって、#6ねじの直径は、（6×0.013）+ 0.060 = 0.138インチです。

メートルねじ規格もある。これらは、アルファベットのMの後にねじの大径（mm）、そして同じくmm単位のねじピッチで指定される（表2）。

表2：並目ねじシリーズと細目ねじシリーズのメートルねじ直径とねじピッチ。(表出典：Art Pini）

ファインピッチねじは、粗目シリーズよりもねじ径の選択肢が多いが、表2には重複する径のみを示す。UTSねじの場合と同様に、メートルねじは、各直径に対して2つのねじピッチがあります。ねじピッチは、1mmあたりのねじ数の逆数であることを覚えておいてください。

表2に、メートルねじの並目ねじと細目ねじの直径とねじピッチを示す（出典：Art Pini）。細目ねじは、並目ねじに比べ、ねじ径の範囲が広く、表2には重複する径が示されている。UTSねじと同様に、メートルねじには直径ごとに2つのねじピッチがあり、ピッチはミリメートルあたりのねじ山数の逆数である。

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